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AI活用読了 約7分

AI議事録ツール5選比較 2026年版:Notta vs tl;dv vs Notion AI vs Gemini vs ChatGPT

議事録 AI は時短効果が最も出やすい領域。5 つの主要ツールを精度・料金・連携機能で比較し、業種・規模別の最適ツールを紹介します。

ChatGPT・Gemini・Claudeのロゴが横に並んだアイコン
この記事は旧名「AI Tech LABO」の名義で書いた、執筆当時の内容のまま残しています。文中には、当時の名義や、現在は提供していないサービス・当時の料金の記述が含まれます。いまの運営名・ご案内しているのは AI専科 だけです。内容は 料金とサービス と AIコミュニティの会費 のページをご覧ください。

TL;DR — 3 行でまとめると

  • 議事録 AI を導入すると、会議の多い職種では月あたり相応の時間削減が見込めます(削減時間は会議頻度・時間により大きく変動)
  • 5 ツール比較:日本語精度なら Notta、Zoom 連携なら tl;dv、ナレッジ蓄積なら Notion AI
  • コスト最重視なら ChatGPT + Whisper で月 1,000 円以内も可能

はじめに:議事録ほど AI 化の費用対効果が高い業務はない

「会議は終わったのに、議事録作成で 1 時間かかる」——これは多くの企業で発生しているムダの代表例です。AI 議事録ツールを使えば、会議終了後、数分〜十数分程度で議事録が自動生成されます(所要時間は会議の長さにより変動)。

本記事では、2026 年現在の主要 5 ツールを実務目線で比較します。

会議が終わってから、議事録ができるまで
今 ─ 手で書き起こす
  1. 人会議中にメモを取る
  2. 人録音を聞き直す
  3. 人文章に整える
  4. 人参加者に配る
議事録AIを使う場合
  1. 自動会議の音声をその場で文字にする
  2. AI決まったことと、次にやることをまとめる
  3. 人事実の誤りだけ直して配る

人名や社内だけの言い回しは、書き取りを間違えることがあります。配る前に人が目を通す手順は残しておいてください。

評価軸:4 つの指標

  1. 日本語認識精度:固有名詞・専門用語の精度
  2. 料金:月額・無料枠の有無
  3. 連携機能:Zoom / Google Meet / Teams / Slack 等
  4. 要約品質:決定事項・タスクの抽出能力

5 ツール比較表

ツール 日本語精度 料金 連携 要約品質 おすすめ用途
Notta ★★★★★ 無料 〜 1,185 円/月〜(年払い、プレミアムプラン) Zoom / Meet / Teams ★★★★☆ 日本企業の標準選択
tl;dv ★★★★☆ 無料 〜 約 30 ドル/月〜 Zoom / Meet / Teams ★★★★★ グローバル企業・営業録画
Notion AI ★★★☆☆ 20 ドル/月〜(Business プラン以上、Notion AI フル機能利用時) Notion 内 ★★★★☆ ナレッジマネジメント重視
Gemini for Workspace ★★★★☆ 800 円/人/月〜(Business Starter、Gemini機能は追加料金なしで標準搭載) Google Meet ネイティブ ★★★★☆ Workspace ユーザー
ChatGPT + Whisper API ★★★★☆ 従量課金(文字起こしのみなら月数百円程度が目安。要約用のAPI利用料は別途加算) 連携自前 ★★★★★ 技術リテラシーありの企業

※ 価格は 2026 年 9 月時点の各サービス公式情報をもとにしています。プラン・料金は変更されることがあるため、契約前に公式サイトでご確認ください。

ツール別の詳細レビュー

1. Notta — 日本企業の定番

強み

  • 日本語精度が最も高い(業界用語・固有名詞に強い)
  • Zoom/Google Meet に自動参加して文字起こし
  • 録音 → 要約 → タスク抽出が 1 つで完結
  • 日本語サポート(チャット・メール)

弱み

  • 海外サービスとの連携は限定的
  • 録画機能は Pro 以上

こんな会社に

  • 日本語の会議が主体
  • 専門用語が多い業界(医療・建設・士業など)

2. tl;dv — 営業録画 + AI 要約の決定版

強み

  • 録画 + 文字起こし + AI 要約 + ハイライト共有が一気通貫
  • 営業会議の振り返り・OJT 教材化に最適
  • 多言語対応(30 言語以上)

弱み

  • 日本語の文字起こし精度は Notta に若干劣る
  • 料金が円換算でやや高い

こんな会社に

  • 営業録画を教育素材として活用したい
  • 海外取引・多言語対応が必要

3. Notion AI — ナレッジ蓄積型

強み

  • 議事録が Notion DB に自動蓄積
  • 過去の議事録から「決定事項のみ抽出」など横断検索可能
  • 既に Notion を使っている組織なら追加コスト極小

弱み

  • Notion を使っていない組織にはオーバースペック
  • 文字起こし機能は標準搭載でないため、別ツールと併用

こんな会社に

  • ナレッジマネジメントを重視
  • Notion を既に組織で使っている

4. Gemini for Workspace — Google Meet ネイティブ

強み

  • Google Meet で 「Take notes」ボタン一発で議事録生成
  • Gmail / Docs / Drive に自動保存・共有
  • Workspace のセキュリティに準拠

弱み

  • Workspace 契約必須(既存ユーザー向け)
  • Zoom / Teams には不向き

こんな会社に

  • Google Workspace を主に使っている
  • セキュリティ・ガバナンスを重視

5. ChatGPT + Whisper API — DIY 派の選択

強み

  • コストが最も安い(月数百円〜)
  • 要約の品質はモデル次第でトップクラスになりうる
  • カスタマイズの自由度が最高(プロンプト・出力フォーマット)

弱み

  • 自社で運用フローを組む必要あり
  • ノンエンジニアにはハードル高い

こんな会社に

  • 技術リテラシーあり、コスト最小化したい
  • AI 自動化全般を内製で進めたい
大きな窓の前に置かれた木の机と椅子、机の上にノートパソコン2台と1冊のノート
会議そのものは変わりません。変わるのは、会議が終わったあとの1時間です。

業種別おすすめ

業種 第一推奨
製造業・建設業(専門用語多) Notta
IT スタートアップ tl;dv
士業(弁護士・税理士・社労士) Notta
教育・スクール事業 Notion AI
医療・福祉 Notta(社内ホスト推奨は別途検討)
Google Workspace 利用企業 Gemini

議事録 AI を導入する際の 3 つの注意点

1. 機密会議は録音 OK か事前確認

特に人事・経営・取引先との折衝は、相手の同意なく録音 / AI 解析する場合の法的・倫理的問題があります。冒頭で「議事録 AI を使う旨」を明示する運用に。

2. 議事録は「修正前提」で運用

AI の認識精度は高くても、専門用語や聞き取りにくい発言など一部の取りこぼしが経営判断・契約条件を左右する場合あり。最後の人間チェックは省略しないこと。

3. データ保存先のセキュリティ

各サービスのサーバー所在地・暗号化・データ保持期間を必ず確認。特に医療・金融は要件が厳しい。

壁一面に貼られた無地の付箋
「決まったこと」と「次に誰が何をするか」を分けて書き出せるかが、道具選びの分かれ目です。

よくある質問

Q. 無料プランで業務利用しても大丈夫?

個人での試用は OK。業務として継続利用するなら有料プランが安全(無料は会話履歴を学習に使う場合あり)。

Q. 議事録の精度は本当に実用レベル?

日本語の標準的なビジネス会話であれば、多くのツールで実用に足る高い精度が期待できます(ツール・会議環境により変動)。専門用語・固有名詞は事前に「単語登録」しておくと精度が上がります。

Q. 既存の議事録テンプレに合わせられる?

ほぼ全ツールで可能。「決定事項・宿題・期限」など独自フォーマットへの出力をプロンプトで指定できます。

まとめ:まず 1 ヶ月、無料プランで試す

ほぼ全ツールに無料プランがあります。業種・主要連携(Zoom か Meet か)に合わせて 2 つほど選び、1 ヶ月並行運用して決めるのが正解。

AI Tech LABO のサポート

「自社にどのツールが最適か診断したい」「導入時のルール作りを一緒にしたい」という方は、無料相談からお気軽にどうぞ。

参考にした情報源

上記は2026年9月時点で確認した内容です。制度や料金は変更されることがあるため、最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

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